Media-Design

担当教員:佐藤 雅彦 教授
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メディアデザイン特別演習では、「コミュニケーションデザイン」をテーマに、佐藤教授自身が制作してきた映像表現やその基となった方法論のレクチャーを受けながら、さまざまなコミュニケーションを映像でどう作り上げるかを考えました。演習では、「きている音」や「希有なコミュニケーション」を、家の中や近所で蒐集する小課題を経て、個人制作《コミュニケーションの後ろに在るもの》とグループワーク《2つの画面の間に在るもの》に取り組みました。
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佐藤教授のレクチャーでは、コミュニケーションとは「情報(意味体系を持つ光や音などの物理的信号)を移動することによって、意味を共有すること」と定義づけられました。身のまわりに存在する「希有なコミュニケーション」の探索・蒐集を経て、映像表現に展開させ、その制作を通じて、コミュニケーションの本質について考察しました。コミュニケーションを映像で表現することの難しさを実感しながら、実制作を通して映像制作技術を学びました。

今年度の特別演習では、最初に行われたグループワーク課題でした。例年は「2台のカメラ」とし、2つの映像を同時に撮影するものでしたが、オンライン授業で学生同士が遠く離れた環境の中、3〜4人のグループで課題に取り組みました。複数画面の情報が統合されることで、あらたな情報を生み出す映像表現に挑戦する課題でした。
OPEN STUDIO 2020 - ONLINEOPEN STUDIO
メディアデザイン特別演習