コンテンポラリーアニメーション入門 〜現代短編アニメーションの見取り図〜 2023

現代ポルトガルを代表するレジーナ・ペソア監督は、主に版画で用いられる版を彫って描くエングレービング技法で短編アニメーションを制作しています。
第38回講座では、寡作ながら、高い完成度のある彼女の4つの作品の制作プロセスを紹介します。

第38回講座

演題:エングレービング技法のアニメーション:石膏からピクセルへ
講師:レジーナ・ぺソア、山村浩二
開催時間:2023年9月17日(日) 午後4時30分〜午後6時
開場時間:午後4時00分〜
会場:東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎 大視聴覚室

作品上映:

「夜」
「ハッピーエンドの不幸なお話」
「カリ、小さなヴァンパイア」
「トーマス叔父さん、日々の会計」

事前申込不要、参加無料、先着90名、ただし新型コロナウィルスの状況によって収容人数を変更する場合がございます。

https://animation.geidai.ac.jp/ca/index.html

主催:東京藝術大学大学院映像研究科、横浜市にぎわいスポーツ文化局

 


コンテンポラリーアニメーション入門とは

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。

東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。