OPEN THEATER 2024『大久明子特集』

東京国際映画祭2024で、最新作『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕が』が話題を呼んだ大九明子監督。

そこで見せた女性の告白シーンの痛切さは、映画史に残る素晴らしさと言って過言ではない。

女性の生き方を本音で描き続けてきた大九監督の原点を探る特集を開催する。

自ら主演したデビュー作『意外と死なない』、新垣結衣初主演作である商業映画第一作『恋するマドリ』。それに、近作を加え、大九明子の歩みを検証する。

なぜ大九映画の俳優達はあんなに生き生きと輝いているのか。

ゲストに大九明子監督のほか、『恋するマドリ』プロデューサー・松田広子氏を迎えトークショーを開催する。


      • OPEN THEATER 2024 

      • 「大九明子特集」 1月12日(日) 開催

      • 12:30 開場・受付開始

      • 13:00 – 14:53『恋するマドリ』上映(2007年、113分)

      • 14:55 – 15:05(休憩)

      • 15:05 – 15:47『意外と死なない』上映(1999年、42分)

      • 15:50 – 16:50『シジュウカラ』上映(2022年、60分)

      • 16:50 – 17:00 (休憩)

      • 17:00 – 18:30  大九明子監督・松田広子プロデューサートーク

      • 聞き手 筒井武文(東京藝大大学院映像研究科 映画専攻教授)

        18:30 終了予定

      • 会場 横浜市中区本町4-44 東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎3F(大視聴覚室)

      • 入場 無料

      • 座席 自由(先着順)

      • 定員 100名
      • 事前申込制 2024年12月7日(土)18:30~ 受付開始
      • ⇩申込フォームはこちら⇩
      • https://forms.gle/xMw26Ajf2oBMw1ei7

      • ※13:00の上映開始後、防犯上の理由により鉄扉を施錠いたします。途中からの参加は出来かねますので、お申し込みの際にはご注意ください。

 


登壇者プロフィール

〈大九 明子 Ohku Akiko〉

 

横浜市出身。映画美学校第一期生。

1999年、高等科修了作品『意外と死なない』で初監督をつとめる。2007年、『恋するマドリ』で商業映画監督デビュー。2017年に『勝手にふるえてろ』で、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞、第27回日本映画プロフェッショナル大賞・作品賞を受賞。『私をくいとめて』(20)が、第33回東京国際映画祭・TOKYOプレミア2020にて史上初2度目の観客賞、第30回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞。TVドラマでも、NHK『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』がギャラクシー賞等を受賞。

 

 

 

 

 


松田 広子 (まつだ ひろこ)
映画プロデューサー

雑誌編集者を経て、篠崎誠監督デビュー作『おかえり』(94)に参加。

97年より映画美学校の立ち上げおよび、学生とのコラボレーション作品を手がける。
その後、オフィス・シロウズにて、熊切和嘉監督『アンテナ』(03)、塩田明彦監督『カナリア』(04)、大九明子監督『恋するマドリ』(07)、加藤直輝監督『アブラクサスの祭』(09)、黒沢清監督『岸辺の旅』(15 カンヌ国際映画祭ある視点部門 監督賞)、大杉漣最後の主演作 佐向大監督『教誨師』(18)、瀬田なつき監督『PARKS』(17)『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20)などをプロデュース。近作は熊切和嘉監督の『658km、陽子の旅』(23 上海国際映画祭で最優秀脚本賞、菊地凛子さんが最優秀女優賞、最優秀作品賞の三冠受賞)。来年6月に公開予定作品。

 

 

 

 


主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市にぎわいスポーツ文化局

※本講座は、東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市にぎわいスポーツ文化局が連携して行う地域貢献事業です。

問い合わせ先:東京藝術大学大学院映像研究科 geidaimovie@gmail.com / 050-5525-2681(公開講座担当)