8/3(土)川俣正 × 桂英史 × 西條朋行 第2回《「ワールド・スタディーズ」と「脱学校」のための教育賢人会議 》
2019.08.01
東京藝術大学大学院映像研究科が実施しているノンディグリープログラム「メディアプロジェクトを構想する映像ドキュメンタリスト育成事業」(通称、RAM Association: Research for Arts and Media-project)から公開講義のお知らせ。
RAMプロデューサーの桂英史が主宰する、第2回《「ワールド・スタディーズ」と「脱学校」のための教育賢人会議 》開催です。グローバリゼーション、貧困、難民、移民、メディアリテラシー、他者、資本主義といった世界を取り巻く切実なテーマについて学んだり考えたり議論したりすること(ワールドスタディーズ)は、もはや学校という制度の「教えられ、学ばされる」という制度では不可能になっています。「自ら学ぶ」あるいは「自己主張する」という行為そのものが学校の制度によって抑圧されているのではないかという仮説も成り立つかもしれません。
本企画は、学校という制度を乗り越えて「自ら考え学び表現する」という行為を取り戻すことについて徹底的に語り合う場をめざしています。
今回は、西條クリニック(新宿)で行われる教育賢人会議を、東京藝術大学元町中華街校舎(横浜)に中継し、2つの会場で双方向に議論を展開していきます。参加者は、サテライト会場の元町中華街校舎からのご参加になります。どうぞお気軽にお越しください。
登壇者:
川俣 正 [アーティスト, パリ国立高等芸術学院 教授]
桂 英史 [メディア研究, 東京藝術大学大学院映像研究科 教授]
西條朋行 [西條クリニック 院長]
日時: 2019年8月3日[土]19:30-21:30(予定)
場所: 東京藝術大学 元町中華街校舎 3Fスタジオ
神奈川県横浜市中区山下町116番地
入場: 無料、定員30名(要予約、先着順)
ご予約フォーム: https://forms.gle/FRH8vQXcEiJZhJKr6
主催: 西條クリニック
共催: NPO法人コミュニティデザイン協議会(CDC),
東京藝術大学大学院映像研究科 RAM Association
お問合せ:geidairam@gmail.com
アクセス:http://fm.geidai.ac.jp/access/
みなとみらい線「元町・中華街」駅 3出口から徒歩約6分
JR 線「石川町」駅 南口から徒歩約6分
プロフィール:
川俣 正 [アーティスト, パリ国立高等芸術学院 教授]
1953年生まれ。仮設的な構築物を一般の人々との共同制作により各地でつくる作品で世界的に知られる美術家。最初期から自らの作品を「プロジェクト」と呼び、現場での様々な人々との協働から生まれる場の関係性や社会性そのものをアートとして提示している。東京藝術大学先端芸術表現科の立ち上げに尽力し、2005年には横浜トリエンナーレディレクターを務め、現在はパリ国立高等芸術学院(ボザール)教授。
桂 英史 [メディア研究, 東京藝術大学大学院映像研究科 教授]
1959年長崎県生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科教 授。専門はメディア研究、芸術実践論。せんだいメディアテ ーク(仙台市)やメディアセブン(川口市)など、国内外で新し い公共文化施設のプランニングに携わる。主な著作には、『 インタラクティヴ・マインド』、『図書館建築の図像学』、『東 京ディズニーランドの神話学』などがあり、近刊予定として『 表現のエチカ~芸術の社会的な実践を考えるために(仮題) 』(青弓社)がある。藝大が主催するノンディグリープログラム 「RAM Association」のプロデューサーを務める。
西條朋行 [西條クリニック 院長]
西條クリニック 院長
https://saijo.net/about/saijo/