【11/17】オープンシアター 2016-17|フランソワーズ・ルブラン監督 『クレイジー・キルト』 上映+特別講義
2016.10.25
東京藝術大学大学院映像研究科 オープンシアター 2016-17
フランソワーズ・ルブラン監督
『クレイジー・キルト』 上映+特別講義
聞き手:筒井武文(東京藝術大学大学院映像研究科教授)
※入場無料・予約不要 ※トークは逐次通訳つき
【日時】
2016年11月17日(木)
開場 17:30 開映 18:00
【場所】
東京藝術大学横浜校地馬車道校舎3F 大視聴覚室
〒231-0005 横浜市中区本町4-44 (みなとみらい線「馬車道」駅5, 7番出口すぐ)
【お問合せ】
東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻/opengeidai@gmail.com
【主催】東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
【共催】広島国際映画祭
【協力】アンスティチュ・フランセ日本 アネテ・フランセ文化センター CAÏMANS PRODUCTIONS
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ジャン・ユスターシュ監督の伝説的な傑作『ママと娼婦』(73)の「娼婦」ヴェロニカ役で鮮烈な映画デビューを果たし、映画史に残る偉大な女優となったフランソワーズ・ルブラン。近年ではアルノー・デプレシャン監督『あの頃エッフェル塔の下で』(15)でも、その変わらない存在感を私たちに見せてくれました。
そんな彼女が、実は監督として作品をつくっていることは、あまり知られていません。今回、東京藝術大学大学院映像研究科では、「監督」フランソワーズ・ルブランの私的なドキュメンタリー作品『クレイジー・キルト』(11)を、日本で初上映することとなりました。もちろん日本語字幕つきです。
また上映後にはルブランさんによる特別講義もあります。またとないこの貴重な機会をお見逃しのないよう、心よりご来場をお待ちしております。
『クレイジー・キルト』 Crazy Quilt
2011年/59分/カラー/デジタル
監督:フランソワーズ・ルブラン
撮影:ピエール・クルトン (イヴァン・シュレック、フランソワーズ・ルブラン)
編集:ピエール・クルトン フランソワーズ・ルブラン
フランソワーズ・ルブランは子供の頃からイギリスに魅了されており、50年来となる文通友達がイギリスにいる。60年代イギリスの刺激的なムーヴメント──マリー・クワント、ツィギー、ミニスカート、ビートルズ、ローリング・ストーンズ──を愛しつつ、やがて彼女はヴァージニア・ウルフの虜となってゆく。そして年齢を重ねるうちに、今度はイギリスの庭園に興味を持ち……。こうして彼女とイギリスとの関係が明らかになると同時に、彼女自身の歴史そのものが、語られることとなる。
まさに“クレイジー・キルト”のように、つまり、さまざまな種類の布の切れ端を使ってつくられるパッチワークのように、彼女の人生の断片たちが縫いつなげられ、現在と混じり合いながら、小さなハーモニーを生み出だしてゆく。
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【関連企画情報】
映画美学校マスタークラス@アテネ・フランセ文化センター
講師:フランソワーズ・ルブラン 諏訪敦彦(映画作家/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
ジャン・ユスターシュ監督『ママと娼婦』(73)上映+特別講義。
【日時】11月16日(水) 開映 15:00 講義:19:00
【会場】アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
【参加費】1,500円
【お問合せ】アテネ・フランセ文化センター
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ4階
TEL:03-3291-4339
ディアゴナル特集@アンスティチュ・フランセ東京
ポール・ヴェキアリ監督最新作『劣等生(Le Cancre)』(15)上映後、出演者であるフランソワーズ・ルブランと監督によるトークショーあり。
【日時】2016年11月19日(土) 16:30
【会場】アンスティチュ・フランセ東京(飯田橋)
※特集のその他の日程、プログラムは、随時サイトにて発表いたします。
www.institutfrancais.jp/tokyo
【料金】一般1,200円 学生800円 会員500円
【お問合せ】アンスティチュ・フランセ東京
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
TEL:03-5206-2500