修士一年
上映作品リスト

修士一年の映像作品は、一つの上映室で上映されます。会場に入ったあと、中庭に出ていただくと、向かい側に部屋があります。そこで上映を行います。プログラムごとに、まとめて上映します。

プログラムA
11:10、12:45、14:20、15:55、17:30から上映開始

ジアリンへ、ある名前へTo Jialin, to a Name Beyond Names

作品の一場面の写真

Daisy Gao

シングルチャンネル・ビデオ

約14分

本作は、蝶にまつわる私的な夢のイメージや、曖昧な幼少期の記憶を通して、容易には揺るがない権力構造に触れ、そこへ抵抗することを試みる。 火の光、反射する映像、そして夢の断片は、自由を希求する魂への祈りとして、また微弱でありながらも持続する「抵抗」として立ち上がる。

午後九時にAt nine o'clock in the evening

作品の一場面の写真

張 子宜 Chang Tzuyi

シングルチャンネル・ビデオ

約13分

そよ風に重く打ちのめされて、そして…

その隙間が埋まるまでもがくStruggling until that gap is filled

作品の一場面の写真

吉川 歩 Yoshikawa Ayumi

シングルチャンネル・ビデオ

約9分

本作は、無意識のうちに現れる姿勢を記録する作品である。癖とは一瞬の動作ではなく、日々の生活の積み重ねが身体に沈殿した痕跡だ。本作では、映像を鑑賞している最中に生じる姿勢の変化を追い、その蓄積された時間を映像として可視化する。

こちらからオンライン視聴できます

プログラムB
11:55、13:30、15:05、16:40、18:15から上映開始

正面と背面のあわいBetween Faces

作品の一場面の写真

YANG TZU HSUAN

シングルチャンネル・ビデオ

約13分

本作は、家族写真の中に見いだした祖父の靖国神社での写真と、オーストラリアのアーカイブに保存されている祖父の資料とが交差するなかで構成されている。作者は、写真、身体そして風景の「反転」から出発し、これまで隠されてきた層を浮かび上がらせ、正面と背面のあわいに新たな視点を探る。

陰謀論をつくることTo make up a conspiracy theory.

作品の一場面の写真

井口美尚 Iguti Minao

シングルチャンネル・ビデオ

約11分

陰謀論者がどのように世界を捉えているか考察し、架空の陰謀論を話す人間を撮影した映像作品である。私が幼い時から、父親はよく私に陰謀論を話していた。私は結局信じなかったが、ずっと開いたパラレルワールドの扉を無視している感覚に陥った。この世界を捉えようとする人間の自然的欲求がなぜ、違和感を生み出すのか。パラレルワールドの作り方の足掛かりとしてこの映像を制作した。

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私回路 Infolded Signal

作品の一場面の写真

CHANG JO HAN

シングルチャンネル・ビデオ

約14分

本作は、2024年から2025年へと続く内心の風景である。そこには、いまだどこにも着地しないまま揺れ続ける記録があり、家庭と自己のあいだを微かに往復する信号が漂っている。8ミリフィルムとデジタル、撮ることと撮られることが交錯しながら紡がれた日記的映像作品である。