MEDIA PRACTICE 24-25

開催概要

「MEDIA PRACTICE24-25」を開催いたします。MEDIA PRACTICEはメディア映像専攻の修⼠⼆年⽣による「修了制作展」と、修⼠⼀年⽣による「⼀年次成果発表」を併せた展覧会です。
今年度は上映作品を中⼼に、上演、展⽰、ゲーム等、出展作品の形態は多岐にわたります。ここに共通するのは、分野や領域を問わずにひとつの場で学び、作られたということです。同時代芸術を考える上で、さまざまな芸術表現が交差する場、その意味がここにあります。「何を表現として投げかけるのか」「そもそもこれはいったい何だろうか」「何を刷新しようとしているのか」こうした⼀つひとつの探究が作品に批評性を与え、現在と歴史とのつながりを⽣み出していきます。
⼀⽅で、私たちが⼿を動かして作り出したものには、否応なく作り⼿⾃⾝の何かが現れます。それは個性や作⾵といった⾔葉では⽚付けることのできない、固有の⽣のあり⽅と⾔えるものかもしれません。⾃らの⽣のあり⽅に奔⾛したり、その複雑さを受け⼊れたりして、表現することと向き合ってきました。作品制作を重ねることで、眼の前に広がる景⾊が変わっていきます。⾃分と世界との関係が確かに変化していることに気づかされます。その感覚が、私たちをまた次の作品へと駆り⽴てるのです。私たちが学舎で絶えず経験していたのは以上のようなことでした。
望むと望まざるに関わらず、私たちの可能性と限界を⽰すことになるでしょう。それがプラクティス、すなわち実践です。ご来場をお待ちしております。

メディア映像専攻18期生・19期生一同

基本情報

会期 .

2025年1月17日（金）, 18日（土）, 19日（日）

時間 .

11:00 – 19:00
※入場は18:30まで

入場 .

無料

会場 .

東京藝術大学横浜校地元町中華街校舎
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町116

出展者

修士二年