ヴァレリー・ロワズルー氏による特別編集ワークショップ

映画専攻では7月11日〜15日の間、フランスから映画編集者のヴァレリー・ロワズルー氏を招聘し、特別集中編集ワークショップを開催しました。

編集ワークショップでは、ヴァレリー氏が20年以上にわたり編集を担当した巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督作品の実際の撮影ラッシュを使用して、学生がそれぞれの解釈でシーンの再編集をおこないました。ワークショップは、オリヴェイラ監督の実際の素材を編集できただけでなく、一流の編集者がどのようにラッシュを考え編集するのかを目の当たりにできた、大変実践的なワークショップとなりました。

ヴァレリー氏は、学生の言葉に真摯に耳を傾け、学生達の意図を理解しながらよりよい編集表現のアドバイスを繰り返しおこなっていたのが印象的でした。

ワークショップに参加した学生の中には、編集の技術的な側面だけでなく、編集者としての態度や心構え、さらには編集哲学について深く考えることができた大変貴重な時間だったと述べていました。

7月12日には、映画専攻全学生を対象に、ヴァレリー氏による「特別映画編集講座」もおこないました。

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