About | 展覧会概要

メディア映像専攻では、「MEDIA PRACTICE 19-20」と題して、わたしたちの学舎である元町中華街校舎を会場に修士課程修了制作展ならびに修士一年次成果発表会を開催いたします。 各研究室の教員の指導のもと、修士一年生は、後期以降に個人で取り組んできた研究や制作の成果を、修士二年生は、この大学院での集大成を修了制作として発表します。 即断即決のソーシャル・メディアによって、情報がますます氾濫し、ただただ即時的な応答に追われて人びとは疲弊しています。 結果的に「言論の自由」が脅かされたり、「プライバシーの侵害」が市場化したりと、危機的な状況も明らかになってきています。 しかし、わたしたちの創作活動は、そのような危機的な状況にあっても、即時的な判断だけでは行えません。 MEDIA PRACTICEという機会が、その多様な表現形態によってメディアの同時代性を批判的に捉え、少しでも多くの人びとにこれまでにない陶酔エクスタシーをお届けできれば幸いです。

メディア映像専攻
13期生・14期生一同


会期

 

2020年1月17日(金) - 1月19日(日)


会場

 

東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎


時間

 

11:00 - 19:00(最終入場18:30)


入場

 

無料


主催

 

東京藝術大学大学院映像研究科
横浜市文化観光局


Event | イベント

ゲスト講評 + ディスカッション 長谷川新 × 百瀬文

ゲストとしてインディペンデントキュレーターの長谷川新さん、映像作家/アーティストの百瀬文さんのお二方をお招きし、MEDIA PRACTICE出展作品の公開講評と出展作家たちとのディスカッションを行います。 来場者の皆様もご参加して頂けますので、ぜひお越しください。 日時 | 2020年1月17日(金) 17:00~19:00
会場 | 東京藝術大学 元町中華街校舎 3Fスタジオ
参加 | 一般公開(予約不要)

長谷川新

インディペンデントキュレーター

長谷川 新


1988年生まれ。
京都大学総合人間学部卒。 主な企画に「無人島にてー「80年代」の彫刻/立体/インスタレーション」(2014、京都)、 「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(2015、京都)、「クロニクル、クロニクル!」(2016-17、大阪)、 「不純物と免疫」(2017-18、東京、沖縄、バンコク)、 「STAYTUNE/D」(2019、富山)など。 美術評論家連盟会員、国立民族学博物館共同研究員、日本建築学会書評委員、 日本写真芸術専門学校講師、PARADISE AIR ゲストキュレーター。

長谷川新

映像作家/アーティスト

百瀬 文


1988年東京生まれ。
近年の主な個展に「Borrowing the Other Eye」(2018、ESPACE DIAPHANES、ドイツ)、「サンプルボイス」(2014、横浜美術館アートギャラリー1)、主なグループ展に「Happiness is Born in the Guts」(2019、Municipal Gallery Arsenał, Poznan、ポーランド)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(2016、森美術館、東京)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋——日本と韓国の作家たち」(2015-16、国立新美術館、韓国国立現代美術館)などがある。

Access | アクセス

東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町116

みなとみらい線 元町・中華街駅3番出口より徒歩6分。
JR京浜東北線・根岸線 石川町駅北口より徒歩8分。