【博士後期課程】学位論文等審査(最終試験)公開のお知らせ

【発表者】
博士後期課程 池田武史
【論題】
退屈の音楽、その制作と鑑賞の実践
【概要】
本論は、2010年くらいから始まった私の作品を統べる「退屈」というキーワードをもとに、
以上のような分類すれば、自作を中心に音楽の制作/鑑賞者の実践者である筆者のもとに検討
された、思考の集積である。その集大成的な作品として、2016年にオランダのライクス・アカ
デミーで制作されたTzodom.24という、360°カメラで撮影された24時間のループの作品、及び
その解説編として提示されるルイス・ブニュエルの『皆殺しの天使』(1962)の日本語吹替改変
版を審査作品として提示する。これらは、『皆殺しの天使』の日本語吹替改変版で語られる内
容含めて、音楽ないしパフォーマンスアートの領域における受容や制作の方法論としても読み
替えることができるだろう。
【日時】
2019年2月25日(月)
14:00-14:30 学位申請作品上映
14:30-15:40 口頭発表(70分)
15:40-15:50 休憩
15:50-17:00 質疑応答および審査評(60分)
17:00-17:30 別室での審査および合否判定(30分)
【会場】
馬車道校舎 小視聴覚室
【審査員】
主査:東京芸術大学大学院映像研究科 教授 桂英史
副査:東京芸術大学大学院映像研究科 教授 桐山孝司
副査:東京芸術大学大学院映像研究科 教授 長嶌寛幸
副査:京都造形芸術大学大学院芸術研究科 教授 藤本由紀夫